広小路クリニック理事長 
木野 紀 監修

医学的根拠のある
運動の重要性

更年期女性にとって運動は重要

更年期こそ運動がカギ!


エストロゲンの減少

閉経が近づくとエストロゲンの分泌減少し、更年期障害骨粗しょう症動脈硬化認知機能低下などのリスクが高まります。

運動の効果は絶大

適度な運動を習慣化している女性は、これらの症状が軽く、心身の健康生活の質が向上します。
さらに、運動は心血管疾患がんのリスクも下げると報告されており、更年期の女性にとって運動習慣は非常に重要です。

中程度運動と筋トレのすすめ!

動脈硬化を防ぐ!!


動脈硬化疾患の予防

中程度以上(3メッツ以上)の有酸素運動週に3日以上、合計で1日30分以上行うことが推奨されています。

様々な運動

中等度運動にはウォーキングやボウリング、社交ダンスなどが含まれ、さらにスロージョギングや水泳などはより高強度(6~7メッツ)です。また、有酸素運動に加えて筋力トレーニング(ダンベル体操やスクワット、踏み台昇降など)を行うことで、筋力と身体機能の維持・向上が期待されます。

監修:広小路クリニック院長 木野医師より

運動習慣がない方は、無理せずできる範囲で始めましょう。散歩電動アシスト自転車での買い物部屋の掃除階段の上り下りといった生活活動も、3メッツ以上の良い運動になります。
何か忙しい更年期の女性にとって「こまめに体を動かす習慣を無理なく日常生活に取り入れること」が最も大切かもしれません。